国際的な酸性雨対策

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akushu1

酸性雨は発生元から数千キロ離れたところまで運ばれていくことがあります。そのため、「長距離越境大気汚染条約」が1979年に国連欧州経済委員会によって採択されました。これは加盟各国に国境を超えた大気汚染を防止する政策を確立するよう求める内容となっています。さらに、硫黄などの排出防止技術、酸性雨の影響の研究、酸性雨モニタリングの実施などが盛り込まれています。酸性雨の動向を監視するために、国際的に協力して、さまざまな分析が行われています。

1987年には、21カ国でヘルシンキ議定書が批准されました。これは長距離越境大気汚染条約に基づいて作られたもので、硫黄の排出量を1993年までに30%削減することを定めています。

また、1991年には25カ国でソフィア議定書が批准され、1994年までに窒素酸化物の排出量を1987年での排出量に制限することを決定。同時に自動車に多指定排ガス規制を適用し、新しい技術を開発していくことをもりこみました。

また、スイスなどの西欧12カ国では無鉛ガソリンの供給を義務付けて、窒素酸化物の排出量を30%削減することを決定しました。

このように、酸性雨に対しては世界各国が迅速な対応をし、現在ではある程度効果が得られています。

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